ベータ値で上昇率の高い銘柄を探す!
ベータ値とは
個別銘柄やポートフォリオが市場全体の変動に対して反応する度合いを示す。
つまり、リスクを数値で表したものです。
ベータ値は市場全体の動きと、個々の銘柄の動きの相関関係を表したものです。
まず、日経平均などの広範囲の市場指数のベータを"1″として、
ある銘柄のベータが"2″なら、その株価は市場の2倍の値動きをします。
つまり、市場が10%上昇すると、その銘柄は20%上昇するのです。
逆にベータが0.5であれば、
市場が10%の上昇下降に対して、その銘柄は5%の上昇下降するということで
リスクの低い投資が可能になるわけです。
しかし、株価変動のすべてがベータ値に依存しているわけではありません!
ベータは市場に対するある銘柄の値動きを示すものですから、
個々の企業の要因による株価の変動、つまり
●大規模な顧客の獲得
●インサイダー取引の発覚
●業績の上方&下方修正
などのニュースは、ベータ値とは無関係に株価を変動させます。
しかし、
上昇率の高い銘柄探しに、ベータ値は非常に参考になります。
リスクを減らしたい人にとってもやはり、参考になります。
私の場合は、ベータ値を参考に、ベータ値の高い銘柄(1.5以上)の中で、
その銘柄の業績、将来性、などのファンダメンタルな情報も調べて、
将来性のある企業を探します。
もちろんベータ値を用いなくても十分投資は出来ます。
ベータ値を知りたい方は会社四季報(東洋経済新聞社)を見てください。
四季報にはベータ値以外にもすべての財務指標が載っているので、
ファンダメンタルズの分析に重宝することは間違いないでしょう。
四季報はその名の通り、季節ごとに1刊、年に4刊発行されます。
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