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☆四季報で、さらに詳しく企業分析!!
東洋経済新報社から出版されている「会社四季報」を読む。
「四季報」は3600社以上の全上場および店頭公開企業の情報が掲載され、
各シーズンごとに発行されています。
インターネットによる四季報情報のダウンロードサービスもあります。
「四季報」の情報は、企業分析にとても便利です。
「四季報」の特に、財務データ、業務実績と予測、指標、が重要になります。
財務データや指標は、数字で表されるため、企業の業績を判断しやすいのです。
分析に用いられる指標は、
EPS 1株当たり利益 = 税引利益/発行済株式数 BPS 1株当たり株主資本 = 株主資本/発行済み株式数 PER 株価収益率 = 株価/1株当たり利益(EPS) PBR 株価純資産倍率 = 株価/1株当たり純資産(BPS) ROE 株主資本利益率 = 税引利益/株主資本
これらの指標の中で、一番重要なのはROEです
ROEが高ければ高いほど、株主が預けた資本を効率的に活用し、高い利益を上げている優良企業だとされています。
去年ROEが30%の企業は、去年一年間に株主資本を30%増やしたということになります。
この企業がすべてを内部留保とした場合、
株主持分の増加になるため、株価を30%上昇させると考えられます。
長期で投資する人にとっては最も重要な指標になります。
もし100万円をこの企業に投資した場合、
年 株主資本 ROE 税引利益 1年目 1,000,000 30% 300,000 2年目 1,300,000 30% 390,000 3年目 1,690,000 30% 507,000 4年目 2,197,000 30% 659,100 5年目 2,856,100 30% 856,830 6年目 3,712,930 30% 1,113,879 7年目 4,826,809 30% 1,448,043 8年目 6,274,852 30% 1,882,456 9年目 8,157,307 30% 2,447,192 10年目 10,604,499 30% 3,181,350 11年目 13,785,849 30% 4,135,755
11年目の始めには100万円が1378万円になっています。
ここで問題なのは、企業が10年間同じ成長を続けられるかということです。
しかし、消費者独占型の企業つまり、何かする時にその企業の製品、サービスを使わざるを得ない企業であれば、
それが可能になります。
消費者独占企業の例として、ヤフー、マイクロソフト(米)、スタバ、日清、カルピス、ブリヂストンetc
そして、その企業の株を割安で買うことが出来れば、その10年間にその企業に対する市場の評価の高まりによる
株価上昇の恩恵も受けることになります。
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